PC自作…

 FF11をPlaystation2で始めたオイラですが、のちのノートパソコンを購入した際にwindows版も導入、 そしてこのたびFF用もかねて新しくデスクトップPCを組んでみました。まぁ前から組んで見たいとは思 ってはいたんですけどね。
 まだ組んだことのない人の参考になれば…(ならないかもしれないけど)

 まずはケースから…。まぁいろい ろなケースが出てはいるんですけど、よく見かけるケースにはしたくないなー…というのはあって秋葉原の ショップを物色。とある量販店でたまたま見つけたサイズの「H-70-BK」というケースを購入。実は最初からAthlonで組むのは決めてい た(理由は単にIntelがなんとなく嫌いなだけ。なんで同じ性能で発熱量がAthlonとPentiumでこーも違うの? もっとも本当に好きなMacがIntel Core Duoになっちゃったからフクザツな気分ではあるけど)ので冷却はそ うそう重視してなかったんですがケースの前後に12pファンが付いているものに…。おいらの場合はベゼルの 色を気にしないでドライブを買えるケース、ってのが最大の関心事だったのですが…。
 さて、帰ってケースをじっくり観察してみると、韓国メーカー製の物の割にはデキは比較的良いケースでした。  ドライブの固定はドライバーもってきてネジで留める奴とかレールにはめ込むような奴とかまぁいろいろありますが、  今回のはネジ止めタイプ。が、ドライバーを使わずにドライブなどを固定できるローレットネジもどきが付属していて  ドライバーを使わずにしっかりドライブを固定できるという仕様になっておりました。ドライブベイが固定されててベイ  ごと外して作業できるタイプじゃない点だけは減点の対称だったですが、まぁこれは許容範囲。ゼイタクいっちゃダメですな。
  冷却は前述の通り12pのファンが前後に付いているので冷却は余裕がありそう、最近のトレンドのパッシブダクトもちゃん   とついているし、グラフィックボードが付くあたりにももう一つ通気口がサイドにあいております。冷却は問題なさそう。   トータルで見ると案外デキは良いケースだったんじゃないかと。

 続いて電源。今回はサイズの「剛力」500Wを購入。 定番の電源ですなぁ。安価だし性能もいいし。将来的にはSLIかCrossFireにすることを想定しているので電源は余裕をもった ものをチョイスしておきました。もうワンランク上の電源も考えましたが、まぁAthlonで組むという前提はオイラ的には確定事項 だったので消費電力が少ないAthlonなら問題はなかろうと…w。
 なぜにPentiumを避けたかというと…今使っているノートが Pentiumなんですが、その発熱とときたま起きるモッサリした動きに頭にきていたから(このモッサリ感の原因調べてみたらPentiumの せいなんだそーで)

 そして重要なCPUとマザーボード。 CPUはくどいよーですがAthlon以外眼中になし。あとはデュアルコアかシングルコアか、あとどのグレードのものか、 という問題だけ。コレは予算と性能と相談した結果、Athlon64x2 4200をチョイス。FF動かす際にはデュアルコアの効果はないんですが、シングルコアのは4000のモデルナンバーが一番上の グレードなのでデュアルコアの効果はなくとも上の数字がついているデュアルコア4200の方がシングルコア4000よりFFの処理 は早いだろうという判断。それにせっかくのPCだしFF以外でも使うことは当然想定されるのでデュアル入れられるなら入れ た方がいいだろうというのも理由。
 そして、マザーボード。いずれはSLIかCrossFireにすることが前提なので当然これに対応したマザーボードを買わないと  ならないのですが。ちょうど店頭で目にとまったのがその店でたまたまセールで安く売りに出ていたELSAのENF4SLI-16ARという  マザーボード。グラボの会社がマザボ出してたんかい!と思ったが、コレがSLIをきっちり16レーンで動作(SLI時には  8レーンになっちゃうマザボって結構あるらしいので注意ですよー)するというのに惹かれて決定。後で調べたらELSAが初めて  出したマザボで3Dゲームを動かすのに向いているマザボだったようで(さすがグラボ作ってきたメーカーだけのことはある)  偶然にもけっこういい選択だったっぽい。

 そしてFFを動かす上で 重要な選択肢になるグラフィックボード。マザーボードがきまった時点でRadeonではなくGeForceに自動的に決まったわけですが、 今回はミドルクラスのGeForce7600GTを積んだLEADTEKの「WinFast PX7600 GT TDH」をチョイス。なんだかんだいってもFFは4年前に発売された タイトルなので、ハイエンドのものでなくても充分だろうということと、現行モデルのミドルレンジなら少し前の世代のハイエ ンドのグラフィックボードと同等以上の性能は出してくれるだろう、という判断で予算との兼ね合いもあってコレに決定。

 パーツが揃ったところで、いよいよ組み立て。 まずはCPUをマザーボードに装着。マザーボードのCPUソケットの横にあるレバーを起こして、CPUの一角に入っている 三角のマークをマザーボードのソケットの三角の位置とあうように向きをあわせてソケットに慎重に差し込んだらレバーを元に 戻して装着完了。CPUの裏側のピンには触れないように、そして静電気が飛ばないように前もってケースの内側の金属に一旦 触れてからCPUを持つように注意なのです。CPUが取り付けられたら付属のヒートシンクを取り付けて終了。
 一方ケ ース側ではマウンターを必要な位置に装着。マザーボードの固定位置の穴にあわせて全部の固定位置の場所にマウンターが漏れ なくあるようにかつ固定位置の穴がない場所には不要なマウンターが装着されていないように確実に。マウンターはアース を兼ねているので全部をネジ止めしないとならないのと、不要な位置にマウンターがあると配線のパターンに当たってショート することがあるので必要な位置だけに設置することが重要。ドライブも付属のネジでしっかりネジ止め。振動するパーツなので しっかりと留めます。グラフィックボードもPCI-EXPRESSポートに差し込んでロックがかかったことを確認。ケースのスロットに もしっかりネジ止め(止め方が不十分で抜けかかると止まっちゃうことがある)。あとは配線をつなげればハードは完成。後は 起動してBIOSの設定をしてwindowsをインストールすればすべて終了。

 今回初めてPCを組んでみて印象はとにかく「簡単」だった、ということ。ただし、ケーブルの端子を無理に差し込んだり (そうそうはめるのに力の必要なケーブルはないので固いと感じたら間違ってないかしっかりチェックを)しないことと、とにか く静電気に注意すればなんとかなりますw。ただし、事前に最低限の勉強はしておいてから自作に挑戦しましょ。


 さて、気になる今回組んだPCの性能はいかに…?

 早速「FFベンチ3(正式には「Vana'diel Bench 3」)」 をまずはLowモードでスタート。問題なく起動してタルタルの軍団がゾロゾロと沸き…しばらくするともの凄い勢いで右下のスコアが 伸びていきあっという間に今まで使っていたノートが出していたスコア(2800)を突破。そして最終的に出たスコアは
8432
キターーーーーーー
試しに、Highモードでも試してみたところ6400台のスコアを叩き出しました。これならHighモード でもヨユーで動いてくれそう。コレは実は予想以上。実際のゲームでもバリバリ高解 像度で稼働させてますが、動作にストレスは全く感じず、動きすぎ?と思うくらい…。

 ちなみにコレ組み終わってグラボをもう1枚買ってSLIに対応し終わったらMacmini買ってMacの代替えをするつもりだったの ですが、予想よりスコアが出たので先にMacminiにしてSLI化は
無期限延期 いつにするかなー…

CPU Athlon 64x2 4200
メモリ 1GB
HD容量 160GB
グラフィック NVIDIA GeForce 7600GT
ビデオメモリ256MB
ドライブ DVD-RWx1
FD&各種デジカメメディア用ドライブx1
ポート、その他 USBx8
IEEE1394x2
Ethernet(LAN)x1
映像=DVIx2
Audio=7.1chサラウンド(マザボオンボード)


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